Winspectorはどんなソフト?

Winspectorとは、Windows上で実行されているソフトウェアのウィンドウハンドルおよびクラス名を一覧表示してくれるソフトウェアです。

開発フリーソフト、Winspectorの紹介

指定したアプリケーションのウインドウメッセージを取得する機能、ウィンドウ内のどこに特定のクラスが存在する機能など、Windowsのプログラム開発において非常に有用な機能が備えられています。C++やC#を用いた開発でよく用いられていました。

Winspectorは、統合開発環境Visual Studioの有料版に付属している「Spy++」というツールと非常に近しい機能を持っており、Visual Studio Express(無料版)のユーザーにも広く使用されているされました。
しかし現在では公式サイトは消失しており、非公式な配布が行われているページからダウンロードするしか入手方法はありません。アップデートも停止しているため、2021年主流となっている環境では使用が難しい状況も多いです。

それでもその便利さから根強いユーザーがおり、開発が停止からもかなり長い間使用者の記事がインターネット上に見られました。自作のプログラムから他のプログラムへの動作を要求する開発には、特に活躍するフリーソフトです。